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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第61章 誕生月クーポン


「ふっ!今度はよく行く雑貨屋の粗品プレゼント巡りよ!」
クグラ「まさか…何も買わずに粗品だけ貰うのか!?」
「もちろんよ!『ご購入で粗品プレゼント』じゃなくて『ご来店で粗品プレゼント』だもん!」
クグラ「……流石に恥ずかしくないか??」
「大丈夫よ!店の人は私らの顔なんか覚えてないわ!」
そして二人は雑貨屋を巡ったのだが…
店員「あら?涼子ちゃんとクグラ君、今月誕生日なんだ!おめでとう!」
クグラ「え!?なんで俺らの名前知ってんだ??」
店員「だって有名よ?涼子ちゃんとクグラ君は生まれた時からのバカップルだって。」
「えー!!なんでクグラとカップルにするのよー!!」
普段どこに行っても喧しい二人なのであらゆる所で顔と名前が覚えられていたのである。
クグラ「はぁ…スゲー恥ずかしかった…。」
「私も。あんたちょっとは静かにしなさいよ?あんたが喧しいから目立つのよ?」
クグラ「それはこっちの台詞だ!」
そして誕生日特典ツアーの〆に二人はショッピングモールの映画館に行った。
「ここではなんと!映画が半額&ドリンク一杯無料サービスが受けられます!」
クグラ「おぉ!それなら恥ずかしくないし腹も苦しくならないな!で?何の映画だ??」
「なんと!ラブロマンス!」
クグラ「…マジ?」
「半額なんだからたまにはいいでしょ?それともあんた未だにドラ◯もんかクレ◯ンし◯ちゃんじゃないとすぐ飽きちゃって愚図り出す?」
クグラ「愚図らねぇよ!…男女二人でラブロマンス観るとか…なんかデート………あれ??」
「ちょっと!クグラ!始まっちゃうから早く飲み物選んでよ!」
涼子はクグラの話をちゃんと聞いていなかった。
クグラ「…涼子の奴、全然俺の事意識してないな。」
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