第61章 誕生月クーポン
「先ずはサーティ◯ンね!」
クグラ「俺チョコ食う!……あだっ!」
突然、涼子がクグラを叩いた。
「あんたバカなの!?」
クグラ「何がだよ!?」
「こんなに種類あるのに何で業務スーパーでも売ってる様な普通のチョコにするわけ!?」
クグラ「サーティ◯ンのチョコと業務スーパーのチョコは違うだろ!?」
「私やあんたの舌じゃ違いが分からないでしょうが!」
クグラ「ったく煩ぇなぁ…じゃぁキャラメルリボンにする。」
「それが利口ね!私は…チョコミントにする!」
クグラ「えー!?チョコミントだってスーパーで買えるじゃねぇか!」
「あんたバカね〜!チョコミントはスーパーのよりサーティ◯ンのが濃いのよ?だからチョコミントは食べて良し!」
クグラ「あっそ…つーか、さっきからバカバカ言い過ぎだ!!」
そして二人はアイスを食べる。
「クグラ!キャラメルリボン一口ちょうだい!」
クグラ「ヤダ!」
「私のも一口あげるから!」
クグラ「俺チョコミント好きじゃないし!歯磨き粉みたいな味がする。」
「…ふっ!お子様ね!」
クグラ「お子様言うな!」
言い合いをしながらアイスを食べ終え次はファミレスに向かう。
「ファミレスでデザート無料で食べるわよ!」
クグラ「そんなに甘いの食えるのか〜??」
「食えるのか?じゃなくて食うのよ!早くクーポン使わないと!」
クグラ「俺、さっきアイス食って口の中甘いからしょっぱいの食べたい。」
「食事代20%offクーポンも一緒に使えるからピザとかポテトとか塩っ気のある軽いの食べればいいじゃない!」
クグラ「じゃぁカツカレーにしよう!」
「…結構ガッツリね。」
二人はファミレスで誕生日クーポンを使いお得に昼食とデザートを食べた。
クグラ「意外と食えちゃうもんだな!腹ちょっと苦しいけど。」
「でしょ?さて、次行きましょう!」
クグラ「え!?まだ食うのか!?」