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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第61章 誕生月クーポン


春休みに入りクグラは部屋でまだ寝ていると涼子が窓から入って来た。
「クグラ!!今から出かけるわよ!!」
クグラ「わっ!!いきなり何だよ??」
「だから、出かけるって言ってんじゃん!今日は二人でだからね!早く着替えて!私も準備してくるから!」
一方的にそう言うと涼子は自分の家に一旦戻って行った。
クグラ「えっ…まさかデートの誘い!?マジかよ…ちっと気合い入れるか!」
クグラは涼子の事が好きなので滅茶苦茶喜んでいるのです。
そして気合いを入れながらも急いで準備すると涼子が外で待っていた。
クグラ「涼子!待たせた……ん?」
「遅いわね〜!……何さ?」
クグラ「お前…男とデートするのにそんな格好でいいのか?」
涼子の服装はトレーナーにデニムというとてもラフな格好である。
「は?デート??誰が??」
クグラ「……何でもない。つーか、いきなり出かけるって何すんだよ??」
「あぁ…ほら、今月私らの誕生月じゃん?」
クグラ「…そうだな?で??」
「お得なクーポンがいっぱいあるでしょ!?」
クグラ「あぁ…そういや前にファミレスやら色んな店で誕生月にクーポン貰えるとか言って色々登録したな。」
「それを使わなきゃ!!期限が3月いっぱいだから!」
クグラ「………特典使えるのが俺と涼子の二人だけだから二人きりでって言ってたわけか。」
「その通り!カンナギ達は特典ないのにわざわざ誘ったら可哀想じゃん!さぁ!行くわよ!誕生月特典ツアー!!」
デートだと期待してたクグラはガッカリしたがとりあえず涼子と二人きりなのには変わりないので誕生月特典ツアーを楽しむ事にした。
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