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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第59章 目指せ!オヒカ先生!


「コンポタ売り切れてたから仕方なくおでんにしたわよ〜!!」
カンナギ「げっ!なんで選りに選っておでんにするんだよ!」
ヨルナミ「なめこ汁のがまだよかったですよね…。」
クグラ「俺はコンポタ無いならお汁粉がよかった。」
「買ってきてやったんだから文句言うなっての!」
カンナギ「へいへい、悪かったよ。サンキューな。」
「で?何話してたの?クラスの誰とヤりたいかとか??」
ヨルナミ「は!?なぜそんな話をしてると思うのですか!?」
「いや〜男が揃ったらその手の話かと思うでしょ?」
クグラ「お前は男を何だと思ってんだよ!!」
「ん?スケベで女とヤることで頭いっぱいだと思ってる!特にクグラとカンナギ!」
カンナギ「おいコラ!クグラは兎も角、俺はそこまでじゃねぇよ!」
クグラ「俺もそこまでじゃねぇから!」
「はいはい。で?何の話してたの??」
クグラ「……誕生日の話だよ。」
「あぁ!もうすぐ私らの誕生日だもんね〜!今年はケーキ何がいいかなぁ〜!」
クグラ「ふっ…お前はお子様だなぁ。」
「は!?何よ!あんたは何ケーキでもいいわけ??」
クグラ「いいわけねぇだろ!俺は絶対にイチゴが乗ってないとヤダ!」
「ほら!あんただって子供じゃないの!」
クグラ「…俺は将来の事も考えてるんだぞ!」
「私だって考えてるわよ!将来はオヒカ先生みたいな大人なカッコイイ人と結婚して〜子供は二人!お互いの両親とは同居せずマイホームは二人の実家の丁度間に建てて私はパートをしながら家事育児をそれなりにこなすのよ!」
ヨルナミ「雑な涼子さんにしては具体的ですね。」
「これが私の夢だからね!」
カンナギ「お前の夢ってと…世界征服とかそういうのかと思ってたぜ。案外つまんねぇ夢だな。」
「は?私そこまでバカじゃないし!てか、つまんねぇ言うな!」
クグラ「……お前はオヒカ先生がいいのか?」
「そりゃ理想はね!カッコイイし大人だし〜!」
クグラ「よし!俺も大人の男になってやる!!」
そう言うとクグラはおでん缶を持ったまま一人去って行った。
「ねぇ、アイツ何考えてるわけ?」
カンナギ「…さぁな。(アイツ…マジかよ。)」
ヨルナミ「私にはよく分かりません。」
ちなみにヨルナミもカンナギも涼子に好意を持っていたのだが…クグラがマジな上になんやかんやで涼子がクグラばかりなので、ほぼ諦めモードなのです。
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