第57章 ヨルナミとデート?
「で?先ずはどうする??」
ヨルナミ「そうですね…映画先に見ますか?」
「うん!てか、何の映画??」
ヨルナミ「選べるんですよ。ホラーかラブストーリーかコメディなんですけど…どれがいいですか??」
「う〜ん…ホラーにしましょう!」
ヨルナミ「ホラーですか。意外ですね…涼子さんだったらコメディを選ぶかと思いました。」
「だって〜!ホラー見て内容覚えて後でクグラに聞かせてビビらせたいんだもん!」
ヨルナミ「あぁ…なるほど。じゃぁ、行きましょうか?」
「うん!」
そして二人はホラー映画を鑑賞した。
「ん〜…思ってたよりは怖くなかったわね?」
ヨルナミ「そうですか?私は結構怖かったですが。」
「マジ!?じゃぁ、クグラをビビらせるには充分ね!アイツ結構怖がりだし!」
ヨルナミ「…そろそろ昼食にしませんか?(クグラばかりですね…。)」
「あぁ、うん!お腹減ったね。何食べようか??」
ヨルナミ「そこのレストランはどうでしょう?和洋中色々ありますし。」
「いいよ〜!何食べようかなぁ!」
二人は店に入りメニューを眺める。
「ヨルナミは何食べるの??」
ヨルナミ「天ぷら蕎麦と唐揚げ定食で悩んでます。涼子さんは??」
「私はオムライスと親子丼で悩んでる……よし!あんかけ焼きそばにしよう!」
ヨルナミ「えっ!?悩んでた物と全然違うではありませんか?」
「迷ってたらどうでも良くなっちゃってさ〜。で、目にとまったあんかけ焼きそばにすることにした!」
ヨルナミ「そうですか…。では私は…親子丼にします。」
「なによ!ヨルナミも迷ってたのと違うじゃん!」
ヨルナミ「涼子さんが迷ってると言ってたので何気なく見たらとても美味しそうに見えまして。」
そして注文をして早くも料理が来る。
「いただきま〜す!…あっ!おこげがある!美味っ!」
ヨルナミ「涼子さんはいつも美味しそうに食べますね。」
「そぉ?てか、親子丼は美味しい?」
ヨルナミ「えぇ。ただ…前に涼子さんが作ってくれた親子丼の方が美味しかったですよ。」
「マジ!?私がヨルナミに褒められるとか珍しいわよね!」
ヨルナミ「本当に美味しかったですから。」
ヨルナミは笑顔で答えた。
「………(うっ…ヨルナミがいつもより綺麗に見える!!てか、今日は私にバカとか言ってないわよね!?今日ちょっと変じゃない!?)」
