• テキストサイズ

学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第57章 ヨルナミとデート?


クグラ「あー!!涼子とヨルナミ!!」
いいタイミング?でクグラが現れた。
「あぁ、クグラ!おはよう!」
ヨルナミ「おはようございます。(チッ!やはり来ましたか…。)」
クグラ「二人で出かけるのかよ!なんで俺に言わないんだよ!」
「だってヨルナミが……んっ!」
『クグラとカンナギには内密にと言ったから。』と言おうとしたらヨルナミに口を塞がれた。
ヨルナミ「映画の無料券が二枚しかないから言わなかったのですよ。」
クグラ「………よし!今日は小遣いあるから俺も行く!!」
「いや、あんた今日特別補習授業でしょ??」
クグラ「ゔっ…。」
実はクグラはこの前クンヒラ先生の数学の授業でイビキをかいて爆睡してしまい罰として今日、一人だけ強制的に特別補習授業をやる事になったのである。
ヨルナミ「という訳なので、私達は行きますから。補習頑張ってください。」
「あっ!弁当作ってあるから持って行きな!たぶん補習お昼過ぎまでやるでしょ?行ってくるね〜!」
クグラ「そんなー!!」
そして嘆くクグラを置いて二人は歩いてショッピングモールへ向かった。
「クグラ…今頃半泣きだろうなぁ。」
ヨルナミ「…心配ですか?」
「まぁ多少はねぇ。よくよく考えたら生まれてから離れたことってあんまないのよねぇ。何するにも一緒で…。小学生の頃に私が家族で旅行行って土産持ってった時さ〜クグラの奴、泣きながら『もぅ帰ってこないかと思った』なんて言ってんのよ〜!その時が初めて2日くらい顔合わせなかった時なんだけどさ。大袈裟だよね〜!」
ヨルナミ「ふふふ。まるで姉と離れ離れになった幼い弟のようですよね。それにしても…お兄さん達が居るのですからそんなに寂しがらなくてもいい気もしますが…。」
「だよね〜。後からガ⚪︎ツの親の方の兄ちゃんから聞いたんだけどさ〜、私は旅行でいないって言われてるのに何回もチャイム鳴らしてたんだって!『涼子ちゃん帰ってるかもしれないだろ!』とか言ってさ〜!ウケるよね〜?」
ヨルナミ「ぷっ…可愛いではないですか?…それにしても相当、涼子さんが恋しかったようですね。」
クグラをネタにして話しているとショッピングモールに到着した。
/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp