第53章 ヒモロゲ先生を励まそう！

カンナギ「…なぜ分かった！？…ぐあっ！！」
キクリはカンナギを殴った。
ヤタカ「まったく…君達は毎度同じようなことばかり言って…。」
クグラ「おいおい！達ってなんだよ！！」
「私とクグラはハメ撮り写真とか考えてないし！」
ヨルナミ「まさか本当にまともな事を考えているのですか！？」
クグラ「まさかとは何だよ！」
ヤタカ「普段の行いが悪いからまともな事考えてないと思われるんだよ。」
キクリ「それで？何をしようと思ってるの？？」
「ふふふ…ヒモロゲ先生といえば絶賛彼女募集中でしょ？ということは女好き！！」
クグラ「女好きということは女の使ってた物を貰ったら喜ぶはず！」
「だから！キクリ？あなたその靴下脱ぎなさい？」
キクリ「え？？なんで？？」
クグラ「だから〜！キクリの匂い付き脱ぎたて靴下をハゲ先にやれば喜ぶだろ？」
カンナギ「おー！なるほどなぁ！！」
ヤタカ「なっ！？なるほどじゃない！！君達は何を言ってるんだ！？」
キクリ「そんなの嫌に決まってるでしょ！！」
「いいじゃない！女子高生の使用済み靴下なんてマニアは泣いて喜ぶのよ！？」
ヨルナミ「いや、ヒモロゲ先生は別に女子高生マニアではないでしょう？？」
クグラ「いや、高校教師やってるんだからマニアに決まってるだろう！」
ヤタカ「じゃぁ、クグラ？君のお兄さんも女子高生マニアなのかい？？」
クグラ「エト兄さんは違う！」
「エト兄ちゃんは弟マニアだからね〜！」
カンナギ「ブラコン代表だもんな！」
クグラ「兄さんに向かってそんな言い方するな！」
キクリ「兎に角！脱ぎたて靴下あげるなんてヤダからね！」
「仕方ない…じゃぁ私のお宝スーパールーズソックスでもあげますか。」
涼子はカバンのほとんど使ってないポケットから伸びて若干黄ばんだ使い古しのルーズソックス取り出して見せた。
ヤタカ「うわっ！君、何だね！？その汚い靴下は！？」
「汚いとは失敬ね！女子高生エキスをたっぷり吸い込んだお宝ソックスでしょうが！！」
ヨルナミ「…若干臭うのは気のせいでしょうか…？」
鼻をつまみながら聞く。
クグラ「いや、気のせいじゃねぇよ。結構臭ぇ！！」
カンナギ「結構どころかだいぶ臭ぇよ！！」
ヤタカ「前に僕らを男臭いだの言ったくせに！自分だって臭いじゃないか！！」