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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第43章 カンナギとデート!?


クグラ「涼子〜!…あれ?カンナギ??」
カンナギ「よぉ!」
「あっ、クグラ!これからちょっとカンナギと出かけてくるからお昼ご飯はヨルナミと二人で食べなね〜!」
クグラ「えっ!?二人でどこ行くんだ!?」
「遊園地だよ〜!カンナギがタダ券二枚持ってたから二人で行く事にしたんだ!タダって素晴らしいわよね!」
クグラ「えー!?俺聞いてない!!」
カンナギ「そりゃぁ、二人分しかないんだからわざわざ言わねぇよ。」
クグラ「俺も行く!!」
「行くのはいいけどあんた入場料払えないでしょ?昨日で小遣い使い切ったでしょうに。私も貸せるほど持ってないし。」
クグラ「ゔっ……」
カンナギ「というわけだ。悪いがクグラ、今日は家でおとなしくしてるんだな。」
「じゃぁね!お土産くらいは買ってくるから!」
クグラ「そんなー!!涼子ー!!」
まるで懐いてた姉に置いてかれた幼い弟のように嘆いた。

「なんかちょっと可哀想だったかな…。」
カンナギ「大丈夫だろ。ガキじゃねぇんだから。」
「いや、クグラは充分にガキだと思うわよ?一人で留守番とかほとんどできないし。」
カンナギ「もしかして家に誰も居ないと泣きながらお前を呼ぶかお前の家に行くなりしてたのか?」
「泣きはしないけどさ〜。小学生の頃まではお母さんやエト兄ちゃん留守にすると半泣きだったけど……なんか一人は嫌いみたいよね。姉弟でもないのに縁があって生まれた時から私ら一緒に居るからクグラにとって私が一緒なのは当たり前なんじゃない?」
カンナギ「……お前もクグラ居ないと寂しかったりするのか?」
「え〜…別にそんなことないと思うけど?クグラは今頃寂しがってるだろうな〜。」
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