第41章 ひい婆さんズ参上！

曽祖母「ごめんごめん。とりあえず上がらせてもらうよ？」
そしてひい婆さんズは部屋に上がり込んだ。
曽祖母「改めまして！私は涼子の曽祖母の莉々衣！」
曽祖母妹「私は妹の真理衣！」
カンナギ「カンナギです。(莉々衣と真理衣って…ファンキーなキンさんギンさんかと思った。)」
ヤタカ「はじめまして、ヤタカです。涼子…君のデフォルト名より若気な名前のひいお婆様達だね。」
「煩いな！書いてる奴が昭和の女なんだからしゃーないでしょ！」
曽祖母「私の事は可愛くリリちゃんって呼んでね？美少年達！」
曽祖母妹「じゃぁ私はマリリンで！」
「呼ばねぇよ！てか、マジで何しに来たのよ？？」
曽祖母「可愛いひ孫の顔を見に来ただけだけど？」
「……本当の目的は？？」
曽祖母妹「全く…疑り深い子だねぇ…純粋に涼子の顔が見たかっただけなのに。」
「……本当の目的は？？」
曽祖母「いい男巡りの旅をしていて休憩しに寄りました。」
クグラ「うわっ、この令和のキンさんギンさん未だにいい男ウォッチング続けてんの！？」
ヨルナミ「いい男ウォッチング？？」
「双眼鏡でイケメンを見てニタニタするのよ。いい歳して恥ずかしい。」
ヤタカ「いや、若かったとしても恥ずかしいと思うが。」
このいい男ウォッチングは昔からずっとやっているひい婆さんズの趣味なのである。
曽祖母妹「いい男巡りの旅だっての！それにキンさんギンさん言うな！」
曽祖母「いい男ウォッチングはその辺で双眼鏡使って眺めてただけだけど、いい男巡りは二人で全国を旅していい男を見つけて記念撮影してるんだよ。」
ひい婆さんズはスマホでいい男と一緒に撮った写真を見せた。
カンナギ「ある意味スゲー婆さん達だな…。」
曽祖母「コラ！カンちゃん！婆さんじゃなくてリリちゃんとマリリンって呼びなさい！」
カンナギ「……遠慮しときます。(カンちゃんって…。)」
クグラ「相変わらずだよなぁ。そういや婆さんら何歳だっけ……あだっ！！」
クグラは曽祖母妹にど突かれる。
曽祖母妹「女性に歳を聞くもんじゃないよ！」
「別にいいじゃん！軽く100超えたよね？？」
クグラ「え！？マジでキンさんギンさんじゃん！！」
曽祖母「だから！キンさんギンさん言うなっての！」
曽祖母妹「それに私らまだ99だし！」