第40章 変質者撃退作戦！？

男「そこのお嬢さん？ちょっといいかな？」
「おっ！やっと現れたか！クグラー！カンナギー！！」
クグラ「えっ！？マジで変質者！？」
カンナギ「あんなんで引っかかったのかよ！」
とりあえず二人は変質者らしき男を取り押さえた。
「観念しなさい！変質者め！！」
男「は！？変質者？？」
クグラ「そのコートの中は裸なんだろ！？」
カンナギ「それとも裸以上に恥ずかしい状態か！？」
「なにー！？もしかして中は紐水着！？」
クグラ「いや、女の下着じゃねぇか！？」
カンナギ「その恥ずかしい格好＋体に『僕を虐めてください女王様』とでも書いてるんだろ！？」
男「は！？何を言ってるんだ！私はそこのお嬢さんをスカウトしようと…」
「スカウトって……まさかAV！？ヌード！？風俗嬢！？」
カンナギ「マジかよ！！」
男「違ーう！！タレントだ！！」
クグラ「嘘つけ！こんなアホをタレントにスカウトする物好きがいるわけねぇだろ！」
「おい！クグラ！後で覚えてろよ！？…とにかくそのコートの中を見せなさい！」
涼子達はまるで強姦するように男のコートを剥ぎ取った。
クグラ「あれ？？」
カンナギ「…普通にスーツだな。」
「………さてと、コートの中も分かったことだし！そろそろ退散しますか。」
男「おいコラ待て！それだけか！？」
「とっても立派なネクタイですね！」
クグラ「ブランド物か？？」
カンナギ「金持ってるんだな！羨ましいぜ！」
男「……………。」
当たり前だが男は三バカを睨みつける。
「えっと……おっちゃん、ごめんね？」
カンナギ「まぁ幼気な若者のしたことだし？」
クグラ「許してちょ？」
男「許さーん！！」
そして三バカは今回のことを学校に報告され数日自宅謹慎となったのでした。ちなみに変質者は三バカの謹慎中に無事逮捕されたのです。