第40章 変質者撃退作戦!?
涼子は一人公園のトイレに行った。そして約30分が経過…
クグラ「遅いなぁ…便所で可愛くなるって何やってんだ?」
カンナギ「まさか…『ウンコ出してちょっとスリム〜』とか言うつもりだったり?」
クグラ「ギャハハハ!ウンコした程度じゃさほど変わらねぇだろ!」
話していると涼子が戻ってきた。
「お待た〜!!」
クグラ「………え?お前…涼子??」
「は?当たり前でしょ?あんたバカ??」
クグラ「お前がバカ言うな!」
カンナギ「……嘘だろ。ウンコしたらそんなになったのか??」
「は?なぜウンコが出てくる??ナチュラルな女子高生の格好して普通にメイクしたんでしょうが!」
まともな格好をすると涼子はなかなか可愛いのである。ちなみにカンナギはこんなにもまともな格好を見たのは初めてである。
カンナギ「………(ヤベェ…なんか可愛い…。)」
クグラ「お前いつもその格好にしといた方がいいんじゃないか?」
「嫌よ。毎日化粧するなんて面倒くさいわ!!それに冬に股引無しだなんて耐えられん!」
カンナギ「見た目は変わったけど…相変わらず中身はおっさんだな。」
「おっさん言うな!よ〜し!『ピチピチの女子高生が露出狂変質者を誘き寄せる作戦』開始よ!」
クグラ「無駄に長いタイトルだな。」
そして作戦?は始まった。
「へい!変質者!ここに生きのいい女子高生が居るわよ〜!」
涼子は妙な動きをしながら堂々と変質者を呼ぶ。クグラとカンナギは捕まえる役なので隠れて見ていた。
クグラ「なんか見た目良くなったのにやってること残念だよな…。」
カンナギ「あぁ…。つーか、あんなんで変質者現れるのか??」