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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第37章 風邪のクグラ


そこへエトが帰ってきた。
エト「クグラー!!大丈夫か!?ちゃんと生きてるか!?」
クグラ「兄さん…大丈夫だよ。ただの風邪だし。」
エト「よかった…涼子に何度もラ◯ンや電話したのに繋がらないから何かあったのかと…」
涼子は自分のスマホを見てみると寝ている間にエトからラ◯ンで『クグラの具合はどうだ?』、『食事はちゃんとできたか??』、『悪化してないよな??』、『何か言ってくれ!!』、『まさか救急車騒動ということはないよな!?』という通知が来ていて更に電話の着信が10件来ていた。
「(なんか怖っ!!)…ごめん、一緒に寝ちゃってさ。」
エト「一緒に!?まさか涼子!お前、俺の可愛いクグラに如何わしいことしてないだろうな!?」
クグラ「可愛いとかやめてくれ……。」
エト「俺にとってはいつまでも可愛い子供なんだ!で?まさかクグラの童貞を奪ったりしてないだろうな!?」
「してないわよ!一緒に居てくれないと寝れないとか言うから側に居ただけだって!」
エト「クグラ…本当か??」
クグラ「本当だって。流石の涼子も風邪ひいてる俺には結構優しかったぜ?」
「結構じゃなくてかなりでしょ!…まぁ、エト兄ちゃんも帰ったことだし私は帰るから!」
エト「クグラの面倒見てくれてありがとうな。」
「はいよ。じゃぁ、クグラ!さっさと治しなよ〜!」
クグラ「あぁ。涼子…ありがとう。」
そして涼子は自分の家に帰って行った。
次の日…
クグラ「クグラ様復活!!」
エト「まだ病み上がりなんだならおとなしくしてるんだぞ?」
クグラ母「そうよ。遊びに行くにしても涼子ちゃんの家に行くくらいにしときなさいよ?ついでに昨日のお礼言ってらっしゃい?」
クグラ「へいへい。分かってるよ!」
そう言うとクグラは隣の涼子の家に行く。
クグラ「涼子〜!!」
呼んでも出てこないのでクグラは合鍵で開けて家に入ってみる。
クグラ「お〜い?涼子〜……えっ!?」
「ゔ〜…クグラ……あんたの風邪移ったみたい。」
クグラ「あれま〜……」
「バカの風邪菌はかなり強いみたいね。」
クグラ「………なんか…ごめんなさい。」
涼子は一日寝込むことになってしまいましたとさ。
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