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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第37章 風邪のクグラ


クグラ「わー!!なんでそれの在り処を!?」
「あんたのことは何でもって程ではないけど、だいたい分かるって言ったでしょ?隠しそうな所くらい簡単に分かるわよ。にしても…あんたがこういう趣味だとは思わなかったわ。」
持っているエロ本の内容は巨乳ロリ系ばかりである。
クグラ「……別にいいだろ!巨乳で童顔が好きだって!!」
「うわっ…バレたから開き直ったわね。…まぁいいけどさ〜。ほら、エト兄ちゃん達に見せられたくなかったらさっさと寝なさいな。」
クグラ「……絶対に帰るなよ?」
「分かってるってば。」
涼子はクグラの体を軽くトントンと叩きながら頭を撫でる。
「早く寝んねしましょうね〜。」
クグラ「またガキ扱いかよ…。」
なんやかんやで心地よくなったのか早くも寝てしまう。
「寝るの早っ!……てか、私も眠いなぁ。エト兄ちゃん帰るまでまだ時間あるだろうし一緒に寝るかなぁ。」
涼子も寝てしまった。
そして約2時間後、クグラが先に目覚めた。
クグラ「んっ……あれ?涼子は……あっ、寝てやんの。」
「ん〜……クグラ…」
クグラ「なんだ…俺の夢見てるのか……ふっ…結構可愛いとこあるじゃねぇか。」
クグラは涼子の頭を撫でた。
「ん〜……お手!…クグラお手!」
クグラ「……やっぱ可愛くねぇや。つーか、布団にヨダレめっちゃ付いてるし!!」
「ん…あれ?起きたの?」
クグラ「お前さ…どんな夢見てんだよ?寝言で『お手!』とか言ってたぜ?」
「あ〜…クグラとカンナギとヤタカが犬になっててね〜。私とヨルナミとキクリが飼い主で一緒に散歩してドッグランで遊んでる夢見てた。」
クグラ「スゲー嫌な夢だよな。」
「てか、あんた具合どうなのよ?熱は?」
涼子はクグラのおでこに手を当てる。
「…だいぶ下がったみたいね。よかったわ。」
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