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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第36章 父母登場!


そして次の日、涼子の家にて。
父「おやおや、みんな見送りに来てくれたのかい??」
キクリ「はい。次いつお会いできるか分かりませんから。」
母「悪いわねぇ。みなさん、これからも涼子とクグラをよろしくお願いしますね。」
そう言って両親はまた海外へ旅立った。
カンナギ「空港まで見送りしなくてよかったのかよ?」
「いいのよ。…これからクソ忙しくなるんだから。」
ヤタカ「どういうことだい??」
クグラ「まぁ家の中見てみろって。潔癖ヤタカは逃げ出したくなるぜ?」
ヤタカ「えっ………げっ!!!」
ヨルナミ「昨日言ってたことは大袈裟ではなかったようですね。」
キクリ「確かに…キレイ好きの涼子には耐えられないかもしれないわね。」
カンナギ「どうやったらここまで汚くなるんだ…。」
「知らないわよ。アイツら汚くする天才なのよ。」
昨日出した服や靴を片付けず全部出しっ放し、出たゴミをまとめずそのままその辺に散乱させ、大きなお世話なのに母は下手な料理を作り洗い物も残骸もそのまま、使った布団は乱れた状態でそのまま放置というなんとも悲惨な状態であった。
ヤタカ「悪いが…僕はこれで失礼……んぐっ!!」
涼子は逃げようとしたヤタカの襟首を掴んだ。
「貴様!昨日ピザ食ったろうが!手伝え!!」
ヤタカ「ヤダ!ゴミ屋敷に入るのは無理!!」
クグラ「いやいや、ゴミ屋敷じゃなくてまだゴミ屋敷手前だから。」
ヤタカ「どっちにしてもヤダー!!」
「嫌でもやるの!」
こうして強引にヤタカにも手伝わせて両親の汚した部屋を掃除するのであった。
ちなみに両親の居る海外の家ではハウスクリーニングを定期的に頼んでいるのでそこそこキレイなのである。
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