第35章 子守り再び
可憐「ゔー!!」
ヤタカ「あだーっ!!」
ガッ◯は仕返しにヤタカに頭突きをした。
クグラ「ガッ◯の奴…赤ん坊らしく泣くとかねぇのかよ…。」
「泣かれても厄介だけどね。」
カンナギ「ガッ◯の奴なかなかいい根性してるな。」
まぁそんなこんなでガッ◯にオムツを履かせる事が出来て落ち着く。
キクリ「ところで…今更なんだけどこの子何て名前だっけ??」
クグラ「ん?だからガッ◯だよ!」
キクリ「そうじゃなくて本名よ!前に一回聞いた気はするんだけど忘れちゃって。」
「……あれ?何だっけ??」
カンナギ「ガッ◯ってみんなで呼んでるから忘れちまった…。」
「私もど忘れした…ヨルナミは覚えてない??」
ヨルナミ「私も忘れてしまいました。……なんか美少女を連想させるような名前だったような…。」
ヤタカ「美少女か……『レイカ』とか??」
ヨルナミ「いや…なんか似てる気もするけど違いますよね…。」
「『ユリカ』とか『さゆり』とかは??」
クグラ「ユリ系じゃなかったと思うぜ??ガッ◯なのにー!?みたいな名前!」
「ユリ系だって充分ガッ◯なのにー!?って感じでしょ。」
カンナギ「…おい、兄貴とのラ◯ンに名前出てきたりしなかったか?」
クグラ「あぁ!」
クグラはスマホを出して親バカ迷惑メールという名の兄から来たラ◯ンを見てみる。
クグラ「………んだよ!!書いてねぇじゃねぇか!!」
「え?写真定期的に送られてきてるんでしょ?」
クグラ「あぁ…全部『我が家の天使ちゃん』って書いてある。」
カンナギ「はっ!何が天使ちゃんだよ!ガッ◯たろうが!」
ヨルナミ「これ、カンナギ!失礼ですよ。」
ヤタカ「じゃぁ結局分からないんだね…。」
キクリ「名前呼びかけようと思ったんだけど…赤ちゃんって声かけてあげるといいって言うじゃない?」
「もぅガッ◯でいいんじゃん?」
キクリ「えっ…それはちょっと気が引けるわ…。」
クグラ「しゃーねぇ、なんか気になるし母ちゃんに聞いてみるか。」
母に電話してみる。