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生理系男子の憂鬱。
第2章 本当に生理…?
しばらく頭を撫でていてくれた手が止まる。
「なー圭…聞きたいことがあるんたけど」
真剣な声色に胸に埋めていた顔を上げると、上から見下ろす玲人の優しい眼差しにドキッと心臓が高鳴った。
体を起こして、隣に座り直した俺の頭を撫でながら玲人が近くに寄る。
2人の間の距離はゼロに近い。
久しぶりのむず痒さに少し居心地の悪さを感じるが、それは気持ちのいい居心地の悪さ。
少しそわそわしてしている俺を他所に玲人は冷静な顔で口を開いた。
「家でナプキンどこに捨ててたんだ?」
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