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生理系男子の憂鬱。

第2章 本当に生理…?







……………は?





こいつ今、何て言った??

二度見…いや、三度見した玲人の顔はいつもと変わらず、逆に俺がおかしいのかと思うがどう考えても自分がおかしいのではない。


“ナプキンどこに捨ててたんだ?”


確かにこいつはそう言った。

っつか、何でそんなっ…!


「っの…変態っ!!!」

「男は皆変態だろ?」


何を、当たり前だろ?とでも言いたそうな顔で言ってんだこいつは!!

一気に体温が上がり、若干パニックになった俺は何度も玲人に向かって変態!と言葉の暴力を浴びせる。

何で久々にあって早々こんな話題になるんだ。

じわりとパニックからか恥ずかしさからか分からない涙が視界を歪める。

ぐっと唇を噛み締めて顔を真っ赤にしている俺を見て、玲人はそっとため息を落とした。


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