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生理系男子の憂鬱。
第2章 本当に生理…?
肩を揺すられる感覚に、徐々に俺の意識が深い闇から浮上していく。
「……圭。…けーい…」
「……ん…」
まだ眠い。
無意識に肩にある手を払うも、すぐにそれは元の位置に戻って俺の体を揺らす。
「起きろってば。…もう放課後だぞ?」
…放、課後?
「っえ?!」
その言葉に反応してがばっと体を起こすと、目の前には玲人の顔。
思わず体を引くも、俺が座っているイスの背もたれに手を置いてこちらを覗き込む玲人との距離は余り変わらなかった。
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