• テキストサイズ

記憶ノ欠片

第2章 2


私たち3人はギリギリの所で
間に合った…。




授業は淡々と進んでいき
お昼の時間になった。


「昼だ~!腹減った~!
おいむつき!
昼飯いくぞ!」


『え?行くってどこに!?』



「俺、剣道部のやつらと
屋上で食う約束してんだよ。
お前朝おかずくれるって言ったよな?
ってわけで行くぞ!」



『え…私も行っていいの?』


「いいんじゃね?」



『そんな適当な・・・』



「千鶴だって行くしさ!」



『千鶴は剣道部でしょ?
まぁお邪魔してもいいんだったら
お邪魔させてもらうけど…。』



「おう!じゃあ行こうぜ
ほら、千鶴も早く行こうぜ!」


「ちょ、ちょっと平助くん
そんなに引っ張らないでよ!」



「だってむつきも千鶴も
遅せんだもん!」



『平助、行くから
そんなに急がせないで!』



「ははは!わりぃ!わりぃ!」



屋上に着き平助がドアを
開けるが・・・
まだ、そこには誰もいなかった。


/ 34ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp