第7章 7
~帰り道~
土方と左之は話をしながら帰った。
左「なぁ土方さんはむつきのこと好きなのか?」
土「は?」
左「え、違うのか?」
土「なんでそうなるんだよ!」
左「だって、さっき嫉妬しただろ?」
土「俺がなんで嫉妬なん…か…
(でも、このモヤモヤした気持ちは?)」
左「たとえば、電話の相手にイライラしたり
なんか心がモヤモヤしたりなんかしたら
それは嫉妬してるってことだよな」
土「そ、そうか…
(俺が嫉妬?電話の相手にか?
じゃあ俺はあいつが好き・・・////)
マジかよ(ボソ)」
左「そうだろぉよ。」
土方が最後に呟いた言葉は
左之には聞こえていなかった。
こうして土方はむつきを
意識し始めた。
土方と別れた後左之は電話をかけていた。
左「"あ、蓮か?"」
蓮「"どうだ?上手くいったか?"」
左「"あぁ、はっきり気がついたかは
わかんねぇが、だいぶ自分の気持ちには
気づけたんじゃねぇか?"」
蓮「"あんだけ嫉妬しといて好きじゃねぇとか"」
左「"だよな!"」
なんて会話があったり(笑)