• テキストサイズ

記憶ノ欠片

第6章 6



「れ~~~ん~~~~!!」


「うげ!」


「てめぇ、俺の句集どこに隠しやがった!!
毎度、毎度いいかげんにしやがれ!」


「お前、またやったのか・・・。」


「だってね…歳の反応が楽しいから♪」


「蓮!今日という今日は許さねぇー!
…そういやぁ左之、今日蓮の家に行くんだろ?」

「あぁ。」


「俺も行く。」


「え…歳来るの?」


「お前ん家に行って反省するまで説教してやるよ」


「なっ!歳の鬼!ドS!鬼畜野郎!」


「それは褒め言葉としてもらっとくぜ(笑)」


「歳のバカーーーー!」


「蓮。もう諦めろ。」


「まぁ、今日は用事が少しあるから遅れて行く。
じゃあまた後でな!」


「うーー・・・。」



「(たく…蓮には毎回困らされる。
なんだか総司がそのまま大きくなったみたいだ。
ふー、早く図書館に行ってしまおう。)」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

むつきside

『(ふー、久しぶりのバイトだなぁ。
よし、頑張ろう!)』


私は小さなカフェでホール担当をしている。
ここのカフェは図書館の中にあるため
図書館を利用する人がたくさん来る。


今日も本を手に持った人たちが
カフェにたくさん来た。


『いらっしゃいませー!』

「今日も明るいねむつきちゃん!」

『そうですか?ありがとうございます!』





『いらっしゃいませー!
・・・・あ!』


「・・・・ん?・お前・・・蓮の。」

/ 34ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp