第6章 6
プルプル~♪プルプル~♪
「”はい?”」
『”あ、もしもし蓮にぃ?
今日ねバイトが急に入ったから
晩ご飯作れなくなっちゃったんだ。
だから適当に何か買って食べてて”』
「”おう!わかった。
何時ごろに終わりそうなんだ?
迎えに行ってやるぞ?”」
『”うーん・・・わかんないからいいよ!”』
「”帰るとき気をつけて帰れよ!”」
『”はーい!じゃあね”』
ピッ
「ふー・・・。」
「どうしたんだよ連?
今のむつきちゃんからだったんだろ?」
「…なんか今日バイトが入ったらしい…。
だから俺の晩ご飯はコンビニに決定した!」
「お前、本当に何にも作れないんだな。」
「おう!それに俺がキッチンに入ったら
むつきが怒るんだよ…。」
「蓮…何したんだよ…?」
「別に何にもしてないぜ!」
「何かしたから出入り禁止になったんだろうが!
それと俺今日用事ないから晩飯作りに行ってやろうか?」
「!!…いいのか左之?」
「おうよ!ついでに課題教えてくれ!」
「そんなのお安い御用だぜ!」
「よし、決まりな!
あ、じゃあさ土方さんも呼ぼうぜ。
そしたら課題がもっと楽になる!」
「げ!歳も呼ぶのか!?
今日はちょっと止めといたほうが…」
「お前、土方さんに何したんだよ?」
「んーー、ちょっとねwwww」