• テキストサイズ

記憶ノ欠片

第4章 4


『蓮にぃ~~!
ご飯出来たから
運ぶの手伝って~!』

「あー、今いく!

あっ、お前ら俺が話したこと
は内緒で頼むな!
あいつが思い出したら
また、悲しむから。」


「わかった。
蓮、俺も運ぶの手伝うぜ」

「僕も むつきちゃんの
所に行ってこよ~っと♪」


「総司、てめぇはここにいろ!
てめぇは手伝いなんざしねぇだろーが」


「うるさいなぁ、土方さん
僕だって手伝いぐらいしますよ」


「総司、お前の言う手伝いは
イタズラだ。故に俺が手助けに行く。」


「そういう一君だって
本当は むつきちゃんと
一緒にいたいから手伝いに
行くんじゃないの? 」


「な///お、俺は…
け、決してそんなことはない///」


『もぉー皆ご飯食べないの!?
蓮にぃも早く手伝って!
じゃないと、ご飯あげないんだから!』



「わ、わりぃ!
手伝う!手伝うから
それだけは止めてくれ!」


ドタドタとキッチンに走っていく
蓮をみて、その場にいた全員
むつきに頭が上がらないんだなと思った。

/ 34ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp