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【BLEACH】闇夜に咲く花

第6章 寝不足の罠


「口開けろ」


阿近に言われるがまま、小さく口を開くとそこから阿近の舌がヌルリと侵入して来る。
熱くて、ヌルヌルしていて、まるで生き物のように中を蠢く。
舌を絡め、吸われ、時折軽く歯を立てられる。



「んん……」



飲み込みきれなかった唾液が溢れて私の口端を伝う。
それを阿近が見せつけるように、長い舌で舐め取ると喉の奥で笑った。
金魚みてぇ、と。
赤い顔で呼吸を整える為に口をパクパクさせている姿がそっくりだと。



「千早。舐めれるか?」


服を全て脱がされ、自身も袴を脱ぐと耳に口を近付けて言う。
低く囁くように耳元で問われ、意味が分かって小さく頷いた。
阿近には診察台に座って貰い、その脚の間に膝を着いた。
改めて見ると阿近自身は大きくて熱い。
恐る恐る触るとピクリと身体を揺らす姿が可愛い。



「ん、う……」



口内に唾液をいっぱい溜めると口を大きく開いて自身を咥え込んだ。
初めてじゃないけどやっぱり大きくて全部は入り切らない。
出来る限り口に含んで頑張って顔を動かすと、阿近が頭を撫でてくれる。
その手つきは優しくて、もっとこの人を気持ち良くさせたいと思えた。



「無理に咥えなくて良い、苦しいだろ。
まぁその苦しそうな顔嫌いじゃねぇけどな」
「ん、んっ、けほ……」



ギリギリまで咥えようとすると喉奥に当たり、咳き込んでしまった。
その際に口に溜まっていた唾液が零れてしまう。
喉奥に当たった時の生理的な涙が目に溜まる。



「なぁ。喉、広く開けとけよ」
「?んぐっ……!」
「あー……堪んね……」


喉を広げたタイミングで、阿近自身がグッと奥まで突き立てられる。
いきなりの衝撃に目の前が真っ白になる。
苦しい。
喉が全部埋まっていて上手く呼吸が出来ない。息が吸えない。
ジワジワと涙が滲み、零れ落ちる。
何度か抜き差しをされると苦しくて、堪らず顔を引いてしまった。



「っ、げほっ、けほけほ……はっ、はっ……」
「苦しいか?」



口の周りの唾液を指で拭ってくれる阿近は、心底楽しそうな顔をしていた。
その顔に胸がドクンと高鳴る。



「ん。へいき。気持ち良い?」
「あぁ。千早、上乗れよ」



阿近に腕を引かれて、診察台に座る阿近の上に乗せられる。
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