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【BLEACH】闇夜に咲く花

第14章 また寝てねぇだろ。


「阿近……だめ?」
「何がだ。ちゃんと言わなきゃ分からねぇ」



そう喉奥で笑う阿近は凄く楽しそうな声をしていて、絶対私が何を言いたいか分かっている様子だった。



「っ、もぅ……ぃれて、ほしぃ」
「ふはっ、もう少しお預けしてやろうかと思ったが、今日は優しくしてやる。
自分で挿れられるか?」



阿近の言葉に小さく頷くと、身体を起こして阿近自身の上に跨った。
お腹に手を付き、昂りを左手で支えつつ、ゆっくりと腰を下ろしていく。
2回目でコツを掴んだのか、阿近が舐めてくれたからか。
前回よりもすんなりとナカに入っていく。
ニュルンと先端がナカに収まり、質量のあるモノがお腹を内側から圧迫していく。
苦しいけど気持ち良い。



「はっ、あ……あっ……全部入ったぁ……」



奥まで全部入り、ゆっくりと息を吐き出した。
お腹の圧迫感が強いけれど凄く幸せな圧迫感だ。
阿近で満たされている。


「本当お前は男を煽る天才だな」
「それ褒めてる?」
「褒めてるように聞こえるか?」
「聞こえない」
「じゃあそういうことだ」
「そうやってはぐらか……ひゃう!?」
「聞こえねぇな」



腰を掴み、グリグリとナカを抉るように自身を突き立てる阿近。
お陰で抗議の声は途中で消えてしまった。
ヌチュヌチュと粘度の高い水音が静かな部屋に響く。
恥ずかしくて仕方ないのに、それを上回る快感で動く腰が止まらない。



「はっ……凄ぇエロイ音」
「や、あっ、言わないで」
「千早、自分で動いてみろよ」
「や、出来ない、恥ずかしい」
「良いのか?出来ねぇなら千早の好きな気持ち良いこと、ここで終いだぞ」
「うぅ……」



ピタッと阿近の腰が動かなくなり、一切の刺激が来なくなった。
中途半端に燻った熱が、まだかまだかと疼き始める。
もっと気持ち良くなりたくて、キュウキュウとナカにある阿近自身を締め付けた。



「身体の方が正直だな。凄ぇ締め付け」
「っ、やだ、言わないで」
「無理だな」
「うぅ……阿近、お願い。ぅごいて……ほしい……」
「はっ、顔真っ赤。
おら、気持ち良くなりてぇなら腰動かせ」
「やぁ、わかんな……!」



恥ずかしくて恥ずかしくて、首を目いっぱい横に振る。
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