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転生侯爵令嬢の溺愛物語

第15章 二度目の初めて R18


それは、シェラザード様のお母上が仰っていたこと?

額が触れ、アメジストの瞳が私の目を覗き込む。

「はい。分かりました。」
「ありがとう。」

優しく細められた瞳に吸い込まれるように、口付けを交わした。

ん?何か、お尻の下から・・・。

「あ、その・・・条件反射で、すまない。アメリアの肢体に触れている事を思い出して反応した。」

ぶわっと顔に朱が浮かぶ。そう言われたら、私も湯加減の心地よさに忘れてた。

「これは、暫く収まりそうにないな。」
「えっ?ぁ、大丈夫ですか?」
「こんな魅力的な肢体を前にして、大丈夫・・・とは言いにくいが、我慢するよ。アメリアに無理させたくない。」

チュッと額に口付けられる。でも、何気に下を見て、私の足の間に・・・慌てて目を反らしたけれど、何処に目を向ければいいか視線が放浪中だ。

「どうかしたか?」
「えっ?い、いえ、何でも・・・。」
「私のアレが気になるのか?」

アレって何ですか、アレって。そりゃあ、気になりますよ。ならない訳がないですって。

「気になるなら触ってみるか?ほら、こうして・・・。」

手を掴まれ握らされたシェラザード様の立派なアレ。私の手には余るほどの大きなだ。

これが私の中に入っていたなんて、今でも信じられない。私の手越しに柔やわと手に力が入れば、ピクピクと小さく反応する動き。

「もう少し強く握ってもいい。」

これくらい、なんてギュッと握り締めさせられ、私が体を跳ねさせればシェラザード様は色っぽい息を吐いた。

「い、痛かったですか?」
「痛くない。ただ、気持ち良すぎてどうにかなりそうだ。」
「えっ?どうにかって・・・。」

無体はしない、辛そうだったけれど我慢の一択中。

でも、シェラザード様の苦悶に満ちた色っぽい瞳と熱い吐息を見て、私は身を投げうった。


そして、翌朝、ちょっぴりだけ後悔したんだ。

「シェラザード様・・・一人で立てません。」

小鹿みたいに足をプルプルさせながら、ベッドの柵に掴まっている私。シェラザード様は、更にイケメンっぷりが増していて妖艶さも醸し出していた。

「少し、じっとしてろ。」

手を翳したシェラザード様から、温かい感触。そして、身体の痛みも和らいだのだった。

すごい、魔法って!!



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