• テキストサイズ

転生侯爵令嬢の溺愛物語

第30章 最後の攻略キャラ


「では、その令嬢と・・・。」
「あぁ、婚約を結ぶことになっていて、成人したと同時に婚儀を結ぶ手筈となっている。」

ドン引きである。どれだけ本能に従順なのやら。

「その事実が無ければ、消し炭にするところだった。本当に腹立たしい。」

馬車に乗り込み、膝の上に私を乗せる。指定席ですか?走り始めた馬車の中、躊躇なく私のブラウスのボタンを外されていく。

下着をずらし頂きを摘ままれれば、尖った先に吸い付かれた。口の中で舌先が卑猥に刺激する。

「シェラっ、あっ・・・ああっ・・・。」

片腕で腰をホールドされているので体勢は苦しくないものの、馬車の中でこんなことを・・・。でも、火がついたらしいシェラザード様の片方の手がスカート中に入り、下着を器用にずらせた。

直接触れるその指先の感触に、身体が跳ねる。指が中に入っては掻き回される。その快感に拒否など出来ず、随分、慣らされたのだと実感していた。

そして、指が抜かれ私の愛液で濡れた指をシェラザード様は綺麗に舐めとった。

「私の上に足を開いて跨れ。」
「こ、ここで?」
「あぁ、ここでする。」

前を寛げた立派なシェラザード様を、私は言われるがまま受け入れた。背徳感からか、何度も絶頂を与えられその度に満足そうなシェラザード様の瞳。

屋敷に着いた時には、綺麗に身支度を整えられた。でも、少々くったりした私はシェラザード様に運ばれていく。少しだけ体調が悪いと言っては。

部屋に入り着替えをしては、シェラザード様の腕の中で微睡んでいた。

「夜はたっぷり可愛がってやるからな。不意打ちとは言え、あんなことがあったんだ。」
「さっきも・・・。」
「あんなもので気持ちが収まる筈などないだろう?」

明日、学園に行けるかなぁ。

でも、よくよく考えたら、あの人にあんなこと言っちゃった。失礼だったよね。と言っても、謝れば余計に傷付けることになるだろうし。

あぁ、私はちょっと可笑しくなっているのかな?何か・・・体が熱い気がする。シェラザード様の熱に当てられた?
/ 205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp