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東京卍會のお姫様

第3章 スクールライフ


私と圭介くんとたかちゃんは同じクラス。

隣のクラスにマイキーと賢君がいる。

毎日皆といられて幸せすぎてどうにかなりそう。

今日は学校の帰りにたかちゃんとショッピングに行く約束をした。友達とショッピングなんて行ったことがない。今まで全く使ってこなかったお小遣いを今日はたくさん使おう。

この日最後の授業が終わって1番に話しかけてきたのは圭介くん。

「東堂ーかえろーぜー」

『あ、ごめん今日は 「今日は俺が姫様とデートするんで一緒にかえれねえぞ場地ぃ」 !? 』

私の言葉を遮ってたかちゃんが返事をした。
デート…デート??今日デートするの?わたし…!!

「おー、そうなんか。今度俺ともしろよなー」

ぐるぐる考えてたら圭介くんが俺ともしろ、と言い残し帰って行った

『う、うんっ!?』

変な返事をしてしまった。

「おら、いくぞ東堂」





着いたのは大きなショッピングモール

もうすぐ賢くんの誕生日だなあ。プレゼントも買おう。
自分用には新しい服が欲しいなあ。
あー、あの服たかちゃんに似合いそうだなあ。
あ、あの靴は圭介くんに似合いそう!
あ!あのどら焼き美味しいんだよね。マイキーに買ってこう!

「東堂?おい、東堂!」

『えっ!?ごめんなに!聞いてなかった!』

「いや、ずっと呼んでたけど気づかねえから」

初めて来たショッピングモールに初めての友達とのショッピング。何もかもが新鮮で目に入るもの全てにワクワクが止まらない。楽しい。

『たかちゃん!あそこ入りたい!』

キラキラのドレスがたくさん並んだお店。もう少しで有名ブランドがたくさん集まるパーティがある。私はそこに兄の付き添いで行くのだ。ドレスを新調したかったからレディース店で申し訳ないけどタカちゃんに付き合って欲しい。たかちゃんはセンスがいいから。


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