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東京卍會のお姫様

第9章 同棲気分??


side夢主

「東堂…ごめん。
俺今日ソファで寝るから…
ほんとごめんな。」

ごめんと繰り返すたかちゃん。

『いや…っ。隣いて…。
一緒にねよう。お願い。』

「いやでも…。怖かっただろ?
また俺に同じことされたくねえだろ。」

『別にいい。怖くないもん…。
たかちゃんだから怖くないよ。』

怖かったのはたかちゃんじゃなくてどうにかなってしまいそうな自分自身だったから。

「俺お前のこと傷つけたくねえんだよ。」

『たかちゃんがそばにいない方が嫌だよ』

だから別々で寝るなんて悲しいこと言わないで。私をひとりにしないで。

「そーかよ…。泣いても知らねえからな。」

言い終わると同時に唇に柔らかいものが重なった。

「はあ…っやば…。気持ちい…東堂っ」

『んったかちゃん…はぁはぁっ』

いつものたかちゃんじゃない…男の人って感じがする。

「東堂…もっと…んっんっ」

何度も求められて頭がフワフワしてくる。
何度たかちゃんの名前を呼んだか分からない。

『たかちゃん…たかちゃんたかちゃんっ』

「東堂…うつ伏せになって。」

『ん、うん。』

言われた通りうつ伏せになるとシャツを上まで捲られた。これ…前向いたら見えちゃう…っ。

『きゃっ。まって…なにしてるの///』

返事の代わりに背中を舐め上げられた。
なにこれ…っ。ビリビリって体が変…。

『んあっあっだめっそれだめえっっ』

声が溢れてきて止まんない…どうしよう。
手で抑えてみても溢れてくる。

「東堂…声我慢しないで…」

そう言われて手を外した瞬間耳の中でピチャピチャしながらたかちゃんの熱い吐息がかかっておかしくなる…。

『あっあったかちゃんっいやあっ///
それ…それへんっ耳だめぇ…っ』

チクッと首のうしろに痛みが走る。

急にたかちゃんが離れて頬におやすみのちゅーをしてくれた。いつものたかちゃんに戻ってる。もっとして欲しいと思ってしまった私はおかしくなってしまったのだろうか。

「おやすみ東堂。」

たかちゃんの声を聞き終わると同時に眠りについた。
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