第9章 同棲気分??
怖いと泣き出した東堂を抱きしめながら頭を撫でた。ごめんな。俺…何焦ってんだよな。お前の気持ち考えねえでこんなこと…。嫌われたらどうしよう。
「東堂…ごめん。
俺今日ソファで寝るから…
ほんとごめんな。」
このまま一緒に寝るなんて無理だった。
『いや…っ。隣いて…。
一緒にねよう。お願い。』
小さな手が震えながら俺の腕を掴んでいる。
「いやでも…。怖かっただろ?
また俺に同じことされたくねえだろ。」
わざと突き放すように言った。
もう傷つけたくねえんだよ。
別で寝ようって言ってくれ…。
『別にいい。怖くないもん…。
たかちゃんだから怖くないよ。』
そんなこと言われたら我慢できねんだよ…。
「俺お前のこと傷つけたくねえんだよ。」
『たかちゃんがそばにいない方が嫌だよ』
あーもう。ほんとに知らねえからな。
「そーかよ…。泣いても知らねえからな。」
吸い込まれるように東堂の唇に自身の唇を重ねた。
「はあ…っやば…。気持ちい…東堂っ」
キスってこんな気持ちいんだな。
俺の初めても何もかも全部お前にやるよ。
『んったかちゃん…はぁはぁっ』
唇を離すと銀の糸が伸びて切れた。
とろんとした目で俺を見つめているコイツにたまらなく興奮する。
『東堂…もっと…んっんっ』
何度も何度も何度も唇を重ねた。
『たかちゃん…たかちゃんたかちゃんっ』
「東堂…うつ伏せになって。」
『ん、うん。』
そう言ってうつ伏せになった東堂のTシャツを一気に上までまくる。綺麗な白い背中があらわになった。
『きゃっ。まって…なにしてるの///』
返事の代わりに綺麗な背中を舐め上げた。
『んあっあっだめっそれだめえっっ』
こぼれる声を手で必死に抑えている。
背中弱いんだな。にしてもえっろ…。
「東堂…声我慢しないで…」
耳元で言いながら耳の中を犯した。
『あっあったかちゃんっいやあっ///
それ…それへんっ耳だめぇ…っ』
可愛い可愛い可愛い。好き。大好き。
印をつけたくなって首の後ろに吸い付いた。
俺の…東堂。
もうこれ以上は止まれない気がする。
浅い呼吸をくりかえす東堂の頬にキスをしておやすみをした。
「おやすみ東堂。」