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東京卍會のお姫様

第8章 蒼


今日は待ちに待った海へ行く日。

水着よし、日焼け止めよし、タオルよし、お菓子よし!

今日は暑いから凍らしたポカリもエマと2人で分けて人数分もって行くことにした。肌に当てるだけでも冷たくて気持ちいいし持って行って損は無いよねってエマと決めたんだ!

ブォーン ブォン

外からバイクの音がした。
お迎え来るって言ってたっけな。

外に出るとたかちゃんと圭介くんが待っていた。

『ごめんね、お待たせ!』

「はよ!全然まってねえって!ほら、乗れよ!」

ポンポンと自分の後ろを叩いている圭介くん。

「は!?おい場地、東堂は俺のケツ乗んだよ!」

「あ?俺のケツに決まってんだろ!!」

んんん?どっちに乗ればいいんだろう…!

「じ、じゃあ、行きは圭介くんに乗せて貰おうかな?

帰りはたかちゃんのうしろいいかな?」

これでどうだ!行きと帰りで分ければ完璧だよね!?

「「まあいいけど。」」

よかった…。おさまった。

「しっかり掴まっとけよ東堂!」

言われた通り圭介くんの腰にぎゅっと腕をまきつけしっかり捕まる。圭介くんの背中あったかいなー。安心する。

『海までお願いします!』

「おう、まかせろー!」

ブォーンブォンブォン…

『けーすけくん!バイク気持ちいね!』

「だろ!?いつでも乗せてやっから乗りたくなったら言えよ!」

『わー!ほんとに!?圭介くん大好き!』

またいつでも乗せてくれるなんて優しいなあ
優しくて仲間思いな圭介くんが大好き!

「あ、たりめーだろいつでも言えや…///」

風のせいか声があまり聞こえなかったな…?
顔も見えないしなあ

でも風を直接感じられて新鮮!気持ちがいい。
途中で合流したマイキーたちもみんな笑ってる。
あー、皆といられて幸せだなあ。

エマはやっぱり賢君のうしろに乗ってる。
幸せそうなエマの笑顔を見て私まで嬉しくなる。

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