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東京卍會のお姫様

第11章 ブルーデイジー


side夢主

なんだか皆驚いた顔してたけどもっともっと仲良くなってもらいたいし、昔案内してくれたんだからお返しもしたい。まずは圭介くんと私の好きなカフェに向かった。

『圭介くん、いつものカフェ行こう?
あそこのチーズケーキ食べたいっ』

「あー、最近行ってなかったし行くか
東堂それしか食わねえのな」

ケーキの美味しいカフェがあってね、特に私はそこのチーズケーキが大好きで毎回食べてるんだけど毎回「またかよ」って言われちゃうの。

『だって美味しいんだもん!
蘭ちゃんと竜ちゃんにも食べて欲しい!』

「東堂ちゃんオススメのお店に連れてってくれるの?楽しみだなあ。丁度甘いもの食べたかったんだよね」

にっこり笑う蘭ちゃんは綺麗すぎて女の人にしか見えない…。

『竜ちゃんの好きそうなコーヒーもあるよ!』

竜ちゃんはたしか…コーヒーが好きだったはず。私は飲めないんだけど、前に瀬川と来た時オリジナルコーヒーってやつがすごくすごく美味しいって言ってて豆をプレゼントしたから美味しいコーヒーがあることは知っている。

「俺がコーヒー好きなの覚えてたの?
何年か前に1度言っただけなのに…っ」

『覚えてるよ?
だって竜ちゃんのこと大好きだもんっ』

「ー…。東堂…嬉しい…//」

私の手を握る竜ちゃんの手が熱い。顔も少し赤いし…どうしたのだろうか。

『竜ちゃん…?お顔あかいけど…お熱?』

心配になって顔をのぞき込むとバッと逸らされてしまった。

「や…っちがう!ちょー元気…!」

なんだ…よかったあ…。体調が悪くなったのかと思って心配したよ…。

『そう…?もうすぐ着くからねっ』

もうすぐもうすぐ…ついた!

「お、着いた。ココココ。」

「東堂ちゃん、俺と場地で買っとくから竜胆と先に席着いててくれる?チーズケーキがいいんだよね、飲み物は?」

『わかった!うん、チーズケーキ食べる!
アールグレイのアイスにしようかな』

「了解、竜胆もなんか適当に買ってくね」

「ありがと兄ちゃん。東堂いこう」

竜ちゃんに手を引かれて席を探す。
案外すぐに見つかって座って待つことにした。
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