第7章 ☆彼氏にドッキリ仕掛けてみた。((千冬ver
「他の男の名前なんて呼ぶなよ…。」
しゅん、と尻尾と耳が垂れた子犬のような先輩が、私を押し倒し、セーターの裾から手を這わせてきた。
あれ、嫉妬してくれてる…?
その事実に喜びを感じ、ネタバラシをちょっと遅らせてみようなんて、いじわるかなぁ…、
「せんぱいっ…、手」
「なぁ、オマエは俺だけ見てればいいじゃん」
「ん、ぁ…!」
千冬先輩は私の胸の突起をきゅっと摘まんで反応を見ると、
悲し気な、それでいて妖艶な笑みでくりくりと捏ねてくる。
「はココ好きだろ?」
「あっ、んぅ…、すきぃ…」
「のこと一番知ってんのは俺だから。」
そういってぐっと服をまくり上げ、突起に吸い付く千冬の刺激は、いつもよりちょっと強くて、少し痛いくらいだった。
千冬先輩にチロチロと舐めたり、ちゅっと吸ったりされるのが好きで、それをお見通しな先輩は私の好きな刺激をたくさん与えてくれた。
「せん、ぱいっ…ちゅーして?」
「っ!…っ」
今までの不安も、こうやって体を重ねると安心をくれる。
もっと、もっと私を安心させてほしくて、キスを求めると
優しく私を包み込むようなキスを落としてくれた。