第6章 ☆彼氏にドッキリ仕掛けてみた。((マイキーVer
「…ねぇ、」
「う…ん?」
「俺マイキー。」
「知って…っ、」
ただ、マイキーがちゃんと私を好きなのか試したかっただけだったのに、
私を見るマイキーの目は予想以上に怖くて黒い瞳が、いつも以上に真っ黒に染まっていた。
「たーくんて?」
「とも…だちだよ?」
「じゃぁなんでそんな震えてんの?」
マイキーが距離を詰めてくるので、反射的に距離を取ろうとする私。
でも、マイキーの両手が私の行く先を阻み、背中にはベッド、両脇にはマイキーの両手が置かれている。
「マイキー…?」
「ねぇ、そいつ誰?」
「友達だってば…!」
「あ?でも、俺と電話しないのにそいつとはすんでしょ?じゃぁシめる。…でもその前に…、」
「んんっ…!ふっ…、やっ…」
マイキーが嫉妬してくれている事実に満足していると、
マイキーから深いキスが落とされた。
噛みつくように唇を求められ、合わせるのも追いつかない。
驚きでつい顔を逸らすと、マイキーは一瞬悲しそうな表情を見せた。
「そんなにっ、たーくんて男がいいのかよ…」
「ちがっ、…ちょっと待って!」
「待たない。」
マイキーは私の衣服をはぎ取り、あっという間に裸体にしてしまう。
「俺以外、ダメな身体にしてやるよ。」