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東京リベンジャーズ 卍 短・中編

第4章 ☆冬の余韻((場地



そう思ったのも束の間。
やはり何かが太ももに触れている。
いや、もうその何かが何なのかわかる。
明らかに男の子の手だ。

触れていただけの手は私の左の太ももを撫で始める。
私の左側に座る人物を見ると、八重歯をのぞかせてにやっと笑う男、圭介がいた。
コイツ、確信犯だ。

手は太ももの内側を撫で、だんだんと上に上がってきた。
ぐっと脚に力を入れるが、圭介の手は止まることを知らず
ついに私の下着へと到着してしまった。
下着の上からすりすりと秘部を撫で始める指に、ぴくっと反応してしまうのも悔しい。

「ん…、っ」

「場地さん、ちょっとトイレ借りていいですか?」

「おー。」


急に声を上げる千冬に気づかれたかと思ってビックリし、がたっと机を揺らしてしまった。
その時、見計らったように秘部の上部にある突起に指が触れた。

「さん?」

「ぁっ…!やっ、大丈夫ー…!」

「無理しないでくださいよ。」

少し声は漏れてしまったが、上手に交わせたと思う。
千冬は疑うことなく席を立ってトイレに向かった。

「ちょっと…!圭介!」

「こんな格好で来るお前が悪いんだろ。」

「は!?こんなことする仲でもないでしょ!」

「知らねぇ。」

「ぅ…ぁっ…んん!」

「声、千冬に聞かれるぞ」

「やめっ…、」

千冬がいないことをいいことに、下着をずらして直接秘部に触れ始める圭介。

圭介の言う通り、いくら心を許しているからと言って、膝上のスカート、ニーハイで来るもんじゃなかった。
遠くに出かけるわけでもないし、と適当に選んだのが悪かったのだ。
と思いつつも、まさか圭介が私なんかにこんなことするとは思えず、驚きの方が勝っている。
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