第2章 ☆【GL】 大人の階段をキミと ((エマ
そして冒頭に戻る。
制服は来ているが、家についてすぐに一人ずつお風呂に入り、準備は万端だ。
「エマ⋯、いい?」
「ん⋯でも、ちゅーはだめだよ?」
「あー、無理。エマ可愛いし。」
キスはドラケンくんにとっておきたいのだろうけど、ここまで来てそんなこと了承できるわけもなく、エマを押し倒して軽くキスをした。
「ダメだっ⋯て、んっ」
言葉を遮りながら、少しずつ深いキスへと変えていく。
ちゅっと音を立てて唇を離すと、唇同士が一瞬、銀の糸で繋がってかなりエロい。
「大丈夫。私、女だからファーストキスにはカウントされないって。」
「それは⋯」
「心の持ち用。ね?」
コクリと頷くエマを見て、案外押しに弱いのかも、と思いつつ唇をエマの首に寄せた。
啄む程のキスを落としながら、シャツのボタンを一つずつ外していく。
すると、そこにはあるはずのものが無かった。
そう、下着だ。ノーブラだったそこは綺麗に主張している。
「あれー?エマ、早くシて欲しかった?」
「別に⋯そんなことないし。」
口元を手の甲で押さえてそっぽ向くエマは、期待していますと言っているようだった。
「イタダキマース。」
頂には触れず、膨らみの部分にキスを落としていく。
「んっ、⋯くすぐった⋯っんん⋯ぁっ、」
そして、少しずつ主張を始めた頂点を避けてまわりを舌で舐めるとぴくっと反応してくれる。