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目眩く一時 ~刹那の情事~

第4章 吸血鬼に甘く奪われて…(義勇の場合)



義勇がそれをさせないように身体を密着させ

「逃げるな、もっと溺れるといい」

いやらしい手付きで片方の胸を責められ

もう片方は唇で食まれる

そちらにばかり意識が集中してる間に

義勇の手が下腹部に伸びる

みずきは驚き、やめてと言おうとするが

口吸いをされ、抗議は義勇の口の中へ

その隙に義勇の指が茂みから花弁を探り当てる

『……っ!…ん"~っ!』

初めてそこに触れられた衝撃と恥辱に身体を震わせ

義勇の口の中に激しい媚声を漏らす

恥じらいながらも快感を享受する姿に

義勇は言い様のない婬楽を覚えた


俺の手で色欲を満たしたい、俺の前でだけ乱れさせたい

心の奥底から尽きぬ欲に驚く


俺の中にこんな劣情があるとは

自重気味に笑いながらも責める手は止めない

みずきの甘い吐息を聞きながら指で中と花芽を弄り、更なる快感をもたらすと


『…あぁぁぁんっ!』


たまらず大きな声を上げ昇天した

みずきは自分の身に何が起こったのか分からなかったようで面を食らった表情だ


昇天した後すぐ、首筋から蠱惑的な香りが漂ってきて義勇の鼻をくすぐる


前に聞いた事がある、快感による身体の熱の上昇で血が美味になると


義勇は喉を鳴らす

今、首筋に噛み付いたら一体どれほど美味なのか


…いや、今はまだダメだ

もっと、快楽を与えてから思い切り噛み付くとしよう

そう決めると己の滾りを握り、密口に宛がう

愛液をそれに数度ぬりつけ

「…入れるぞ」

静かに頷いたのを確認すると

少しずつ狭い場所をひらいてく

ぬるりとしているのにとてつもなく狭いそこに義勇は息を詰まらせる

「……っ…力を…抜けるか?」

みずきは必死に頷きながら深呼吸をする

その健気さに

「…少し、手伝おう」

胸の飾りを指で弾く

『…はぁぁん、あ、あぁん!』

一瞬、力が抜けた隙に一気に最奥まで貫く

『……っ!…~っ…はぁ、ふぅ…』

苦痛に顔を顰めながらも痛みを逃がすように息をするみずきに

「…すまない、麻酔が効いてるとはいえ痛かったな。だが、慣れたら直に善くなる」

本当ならすぐに突き上げたいだろうに

しばらく動かず様子を見てくれる義勇の優しさを感じ

みずきは潤んだ瞳で

『…もう大丈夫だから、動いて?義勇さん』


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