第3章 甘い匂いをもっと近くで

差し出されたそれを受け取り

小指に紅をつけ、唇にさす

色付いて、艶めかしい唇に目を奪われる

「やっぱりみずきによく似合ってる…」

『…ありがとう、嬉しい』

可愛く笑う姿に炭治郎は堪らなくなり

「…抱きたい、そろそろ我慢出来なくなりそうです」

真剣に言われ

返事の変わりに軽く口付けをする

炭治郎の唇が撫子色に染まる

『…ふふ、お揃いになっちゃった』

無邪気に笑いながら喜ぶみずきに

「…あんまり煽らないでくれ、みずきを可愛がりたくて堪らない…っ」


押し倒され、布団に手首を縫い付けると

噛みつくような口付けをする

深くねっとり舌を差し込み、口内を舐め回し味わいながら

片手は胸へ、もう片方は局部へ下がっていく

『…んぁっ、あ、炭治郎君、まだ下触っちゃやだぁ…』

「…ここからすごくいやらしい匂いがして、身体は触ってほしそうですよ？」

言いながら、茂みに指を這わせ花弁に触れる

すると湿った感触があり

「…少し、濡れてますね」

指に愛液をぬりつけ、数度擦り

それがついた指を舐めると

「ん、甘い…もっと、舐めたい」

とんでもない事を呟く炭治郎に

『…やだ、ダメ！』

と両手で秘部を隠すと

「ダメじゃないだろ？俺には分かる」

鼻をスンスンさせながら

「…もっと、気持ち良くなりたいだろ？」

手を退かされ、見せつけるように下から秘部を舐め上げる

初めて感じる刺激に身体中に甘い痺れが走る

『はぁぁぁんっ！』

しばらく味わい尽くされ


「…ん、すごい、溢れてくる。もう吸っちゃいますよ？」

ぢゅるると音を立てながら秘部を思い切り吸われ

あまりの衝撃に身体を仰け反らせ、声も出さずに達する

ビクビクと身体を震わせ、荒い呼吸を繰り返す

「…そんなに気持ち良かった？」

『…うん、ビックリ…した』

「じゃあ、そろそろ…指入れますね」

まだピクピクする秘部に指を這わせ、溢れる愛液をぬりつけ中に一本指を入れる

途中までぬるりとすんなり入るが指が第２関節まで入るとキツくなり

『……ぅっ…』

とみずきが痛そうな表情に変わる

「…ごめん、なるべく優しくするからもう少し我慢出来るか？」

コクンと頷くと

指を二本にして、中を探りながらゆっくり解す

クチュクチュと卑猥な音が耳を犯す