第3章 甘い匂いをもっと近くで

たまらず、目をギュッと閉じると

「みずき、俺を見て。俺にどうされてるか、ちゃんと見て？」

優しいのにどこか強引さを感じ、下腹部がきゅっとする

それを指と鼻で感じ

「…俺に意地悪されるの、好きですか？」

少し首を傾げながら、男の顔でそう聞かれ

また下が反応してしまい

恥ずかしくて涙目になると

「…ごめん、少しやりすぎた。みずき、可愛いからもっと見たくて…意地悪したくなるんだ」

こんな感情、初めてだと呟きながら

また中を探るように指を動かす

指で届く１番奥を掠めると


『やぁんっ！！』

一際大きな媚声、鼻をスンスンさせ

「…ここか？」

と確認しながらまた掠める

『んやぁ、そこ何か…あっ、変…んっ！』

「変じゃなくて、気持ち良いだろ？みずき」

クチュクチュとさっきより激しく中を責める

すると足に力が入りながら

『はあぁぁんっ！』

中が炭治郎の指を締め付ける

「…また気持ち良くなっちゃった？」

満足そうな顔の炭治郎に

炭治郎君、すごい責めてくるっ…普段優しいのにぃと心で思ってると

「…俺がこんな事するのはみずきにだけだぞ？」


と勝手に答えられてしまった


もう、お願いだから嗅がないでっ！


「もう大丈夫か？…そろそろみずきと一つになりたい」

そう言いながら、ようやく服を脱ぎ始める

後ろ向きだから鍛えられた背中が目に入る

あぁ、男の人の身体だな、格好いいなとぼんやりしながら見惚れる

あっという間に下着まで脱ぐと

「…みずきさん、今から俺が、あなたを女にします。いいですか？」

潤んだ瞳を向け

『…はい、炭治郎君も私で男になって下さい』

首筋に甘えるように腕を回しながら言われ

「……みずきさんが可愛くて、本当に暴走しそうなんです！これ以上、煽らないで下さいっ」

昂りを握りながら、耐えるように震える炭治郎に

『…いいよ、私、弱くないから…大丈夫だからおいで？』

炭治郎を招き入れるようにみずきは手で炭治郎の昂りを密口へ誘う

「…ん、ダメです。俺がしますから」

と優しく手を退かされ

昂りを奥まで一気に捩じ込んだ

充分、濡れてたのにかなりキツく

お互い苦悶の表情になる