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目眩く一時 ~刹那の情事~

第11章 高貴な方の唯一無二の支え~スルタン~前編




そう言った瞬間、義勇の瞳が青く光り輝くように見え、気のせいかとみずきが目を見開くと

「…!みずきの瞳が…光って、いるのか?」

義勇の目にはみずきの瞳が光って見えるようだ

『私には…義勇様の瞳が青く美しく、輝いて見えます…』

瞬く程、光る瞳にお互い魅入られる

「…不思議だな。こんな事象は聞いた事がないが…運命的で、悪くない」

義勇様は意外とロマンチックな方だなと思っていると

お尻側の太ももの付け根を指でなぞるように触れられ、一気に快楽が振り返す

『…ふっ…んんんっ!…お互いのっ…瞳が、光ってるのに…ぁっ…気に…ならないの、ですかっ?』

「気にならない訳ではないが…今は、余計な事は考えず…お前が欲しい」


際どい部分をなぞっていた指が再び、蜜壷に割り入ると激しく音をたてて中を刺激するように解される

『…あ、あ、あっ!…やぁぁんっ!』

中で指を動かすリズムに合わせて、媚声が漏れる

義勇は堪らず、指を引き抜き代わりに自分の猛々しい雄を蜜壷に宛がう

「…初めてであまり余裕がないが、なるべく乱暴にはしない。…いいか?」

雄が蜜壷にキスをするように擦るとその部分が熱くなりクチュッといやらしい音が響く

『義勇、様の…お望みのままに…』

首筋にすり寄るとみずきから口付けをした

義勇が深いそれに変えながら、狭い膣内に挿入していった

驚いたのは、初めてなのにピッタリ吸い付くように入り痛みがない訳ではないが快楽が勝った事

口付けを交わす義勇の口内に媚声を吐き出す

『んーーっ!ふ、ん…んんっ!』

義勇もまた、もっとキツく辛いと思っていた挿入があまりに気持ち良くそのまま中に欲を迸らせてしまいそうになり若干、腰を引く

おそらく【気】の相性が良いせいだろう

「……っ、みずき…大丈夫か?」

『…はい、大丈夫です…逆に気持ちが、良過ぎて怖いです…』

恍惚とした表情をしながら一際輝く瞳で上目遣いをするみずきの艶やかさに吐精感が襲う

「俺より、余裕がありそうだな?…なら、遠慮はいらないな」

怪しげに微笑む義勇が髪をかきあげる

その仕草に凄まじい色香が漂い、下腹部がキュッと反応した

「…くっ…締めるな」

言うと同時に中を激しく掻き回され

昇天するのに時間はかからなかった



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