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陽の沈む夜に。

第4章 Attack of the Clones.2



褒められたことに喜んでいるクローンたちに笑いかけ、エキドナもガンシップの中で座り込むと、落ちないように手すりを持ったまま水を飲む。

「俺達もです将軍。あー。もっとドロイドみたいな扱いをされるかと…。あ、いやその…!」

「おい、ピアーズやめろ。」

「大丈夫。…名前をつけ合ってるの?」

「はい。」

「みんな名前を…。」

お互い名前を付け合っているクローン達に目を輝かせ、ぜひ教えてもらおうとしたその時、パイロットから話を遮られた。

「将軍お話し中すみません。支援要請シグナルが出ています。」

「どこ?」

「すぐ近くのようです。」

「すぐに向かって。」

エキドナが立ち上がったのを見て、安心モードだったクローン達も立ち上がる。

激しい砂ぼこりの中、目を凝らしてあたりを見渡すと、砂漠に座り込む人間の影とトルーパーの影を遠くに見つけた。

「…え?議員?!」

獣に切り裂かれた背中の傷跡、あの華奢な体…と一つ一つ鮮明に見えてきて、それがパドメと分かったエキドナは叫ぶように声を挙げた。

「早くいってあげて!元老院議員なの。」

「イエッサー。」

「応急セットを用意します。」

「お願い。」

急降下してガンシップを降りると、かなり痛がっているパドメにエキドナは血の気が引く。
エキドナにとって初めてのジェダイ以外の女性の知り合いなのだ。

「議員!議員!!わかりますか?エキドナです!!」

「エキドナ…。大変なのです。アナキンが…。」

「アナキンがどうしたのです?」

トルーパーが持ってきた応急セットを出して、バイタルをチェックしながら話を聞く。

「ドゥークーを追っていたのです。」

「そうなのですね。議員お体は?」

バイタルも、血液サンプルも問題ないことがわかると、背中に大きくエキドナが先ほど貼ってもらった湿布のようなものを張る。
軽い脳震盪を起こしていたようだが、なんとかパドメは無事のようだ。

「大丈夫です。」

「議員をガンシップへ!パイロット。あと20人ほどトルーパーを呼んで!」

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