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陽の沈む夜に。

第4章 Attack of the Clones.2



「結集ポイントに到着しました。」

シャアクティの言葉を遮るように操縦クローンの報告が入ると、ガンシップの扉が開く。

「少しは痛みが引いたかしら?」

「はい。おかげ様です。」

「このガンシップとここのクローン一班を連れて戦場に向かいなさい。今度は怪我のないように。」

「そんな私みたいな端っこのナイトが…。」

「貴方は立派なジェダイマスターであり、今後は将軍です。さぁ。」

「そんな、マスター…。」

同乗していたジェダイやシャアクティがガンシップから出ていく中、エキドナはガンシップの中で自分の自信の無さや戸惑いと戦う。
決して実力を過信したことのないエキドナは、シャアクティに言われた言葉が大きく重く突き刺さった。

「…わかりました。やって見せます。」

先ほどとは表情を一転させ、心に決めるとエキドナはシャアクティに礼をして背を向ける。
自分はいつまでもパダワンじゃない。すでにパダワンを10年育て、今将軍の銘をさずかった。そう自分に言い聞かせながらこのガンシップに同乗していたクローンを集めた。

「はい将軍。」

「左側に旋回しながら敵の母船をやります。手伝ってくれる?」

「イエッサー。」

集まった5人ほどのクローンは、すぐにガンシップに乗り込むとエキドナが吊革につかまったことを確認するとぐいっと早いスピートで最前線までたどり着く。
エキドナの下では、ドロイド軍の赤のブラスターと、クローン軍の青のブラスターが無数に交わっている。クローン軍の圧倒的優勢であるが、目を凝らせば負傷しているクローンはたくさんいたことにエキドナは目を背けた。

「1時の方向、味方が圧倒されてるから援護してあげて。」

エキドナの指す一時の方向にガンシップを向けると、これもまた巧妙に援護して見せる。

「将軍、マスターウィンドゥからです。」

「受信して。」

運転席の後ろの小さなホロ投影機にぱっとウィンドゥのホロが映ると、エキドナは吊革につかまったまま礼をした。


「アイヴァーン。君たちの援護が地上で助かっている。そのままドロイド司令船をやれるか?」

「了解しましたマスターウィンドゥ。どこへ向かえば?」
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