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陽の沈む夜に。

第3章 Attack of the Clones



「ジェダイでなければ貴方とこうして知り合うことも、お話しすることもなかったでしょう。
すべてジェダイであるお陰です。私はこうして議員とお話ししていることが今とても楽しいのです。
私からしたら、このようにドレスのお話しできること自体がもうすでに女性を満喫していることになりますよ。」

「ごめんなさい、私…。」

「いいんです議員。とても嬉しかったです。今度お会いするとき、着ている姿をお見せください。」

「もちろんですエキドナ。」

先ほどの悲しそうな顔と打って変わって、笑顔になったパドメは、また荷造りを再開する。

「そういえば呼び捨てしたけれど大丈夫だったかしら?」

「お好きに読んでください。むしろ光栄に思っていますよ。」

ふふっとお互いに笑ってエキドナが最後のドレスを畳み終えた頃、部屋の前には見知った男たちが立っていた。

「ガールズトークの中失礼、マスター。」

「やけに楽しそうだったな。」

「乙女にしかわからないことがあるのです。」

アナキンとオビワンに、パドメはお茶目にそう言い返す。

「悪いがエキドナ、今後の打ち合わせをしたい。話せるか?」

「もちろんよ。では議員。」

荷造りの手伝い役を侍女にバトンタッチしてパドメに一礼すると、エキドナとオビワンは下の階の昨日待機していた部屋に降りて行った。

「頬がゆるんでるぞ。」

「本当?でも、本当に楽しくて。」

ドレスの下りの前も、色々なことをパドメと話した。思い出すだけでも楽しい気分になってくる。
このことは、普段男二人と過ごしていて任務任務で無駄話をできる女友達などまともに居ないエキドナにとって、とても楽しい体験であった。

「ドレスの話に、髪型の話でしょ?それにお化粧の話も。…ごめん、話過ぎた。任務の話しよ。」

「いや、いいんだ。エキドナはその顔が一番似合っているよ。」

「オビワン…。」

近くに人がいないことをいいことに、オビワンはそんな本音を言って見せる。
エキドナは顔を熱くしながらも、平静を装う。しかし、照れていることはバレバレで、オビワンはそんなエキドナに頬が緩む。

「それで、任務は?」

「あぁ。私達はあの刺客の雇い主、賞金稼ぎを追う。」
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