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陽の沈む夜に。

第3章 Attack of the Clones



「セキュリティは手直しもして万全。入る隙もないぞ。」

各階の見回りを分担して終えたエキドナとオビワンは、パドメの部屋で合流してアナキンの姿を見つける。

「何か変わったことは?」

「墓場のように静かです。彼女に何かが起こるのをただ待っているだけというのは気に入りません。」

確かに、アナキンの攻撃的なフォームはエキドナから伝授されていて、エキドナはアナキンほどではないが待つのがあまり得意ではない。
このアナキンの性格は本人の性格にプラスしてエキドナの背中を見て育ったからだといわれてもあまり否定はできない。

「どんな様子だ?」

「彼女はカメラに目隠しをしています。監視されるのが嫌なんでしょう。」

「彼女は何を考えているんだ?」

そういえばそうだったといわんばかりに、オビワンは髭を触り、エキドナはため息をついて、パドメに対して呆れる。

「彼女は侵入者が現れたら警報を発するようにR2をプログラムしました。」

「他にも議員を暗殺する方法は無数にあるでしょ?」

「はい。でも暗殺者を捕まえたいんですよね、マスター?」

「まさか議員を囮に使うって言ってるの?」

「彼女の考えですよ。心配無用です。彼女には指一本触れさせません。何かが部屋に入れば僕が気づきます。信用してください。」

エキドナは信じられないと、隣で寝ているパドメに気を使って小さい声のまま声を荒げる。

「危険すぎる。それに、お前の感覚はあてにならないからな、若き弟子よ。」

オビワンは、髭を触ったままソファーで深く考えるように眉間にしわを刻む。

「貴方方はどうなんですか?」

「まずまずだ。」

オビワンの答えにつまらなそうな顔をしたアナキンはバルコニーへ出た。



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