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陽の沈む夜に。

第2章 The Phantom Menace.2



 それから、ナブーにつく間、様々な作戦会議が行われた。
ジャージャーがグンガと女王の間を取り持ち、どうにか一緒に戦ってもらえるよう説得するのが第一である。
流石に、何千とあるドロイドを相手にしていては、時間がかかりすぎるのだ。

ナブーの湿地帯に降り立つと、ジャージャーがグンガシティへと向かった。

「いつも思うけど、ジャージャーの飛び込みって癖の塊よね。」

「そうだな、今度から真似してみたらいいんじゃないか?」

「オビワンが一緒に真似してくれるならいいよ。」

ジャージャーを見送った2人は、そうやって笑うが、オビワンはすぐに沈んだ顔に戻ってしまう。
エキドナはそんな彼の顔を見て背中を押した。

「謝るなら今なんじゃない?自分が悪いと思うなら。」

オビワンはそんなエキドナの言葉に一度考えると、クワイガンの元へ歩いて行った。

「ジャージャーはグンガンの都市へ行きましたよ、マスター。」

「よし。」

「女王の考えはうまくいくでしょうか?」

船内でクワイガンに意見を言ったことを気にしていたオビワン。
そんな彼の事を師匠と弟子の問題であるので、背中を押してあげることしかできないエキドナは、今がチャンスだと思い彼を見守った。

「あの…。出すぎた真似をして申し訳ありませんでした、マスター。あの子のことで反対するつもりはありません。試練を受ける準備ができていると考えくださって感謝しています。」

「お前はよくできた弟子だよ、オビワン。私よりずっと聡明だ。きっと偉大なジェダイナイトになるだろう。」

嬉しい答えが返ってきたことに、オビワンは口角を上げてエキドナを見る。
エキドナは遠くからその様子を見守っていたので、オビワンに「よかったね、」と口パクで返事をした。

「誰もいないよ。グンガシティは空っぽね。おいら、戦いがあったんだと思うよ。」

少ししてから帰ってきたジャージャーは、しょげたようにそう言った。

「収容所へ連れて行かれたんじゃないか?」

「皆殺しにされたのかもしれん。」

オビワンとパナカがそういう中、ジャージャーは首を横に振る。

「おいらそうは思わないよ。」

「どこにいるか分かるのかジャージャー?」

「グンガは困ったときは聖なる場所に行くのよ。連れていってあげるよ。こっちね。連れて行くよ!」

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