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陽の沈む夜に。

第1章 The Phantom Menace



「どうしますか?」

「辛抱すべきだな。アナキン・スカイウォーカー、オビワン・ケノービとエキドナ・アイヴァーン。」

「こんにちわ。」

「こんにちわ。あなたもジェダイなの?会えてうれしいよ。」

手を差し出して、エキドナとオビワンに握手する。
かわいらしいアナキンに2人は笑うと、クワイガンもその様子に笑った。

「そこの方?」

「はい?」

クワイガンに同行していた侍女が後ろでエキドナ達の様子を見ていたので、エキドナは声をかける。

「奥の部屋で休ませてあげて。寒いと思うからこのローブで温めてあげながら、なにかお話してあげてほしいの。」

「分かりました。アニー行きましょ。」

「うん。」

侍女にエキドナの先ほど脱ぎ捨てたローブを渡すと、立ち上がって副操縦室に向かうクワイガンとオビワンを見て、エキドナもそちらに向かう。
副操縦室がジェダイの三人だけになると、名前はドアの開閉スイッチを押して三人だけの部屋を作った。

「クワイガン。」

「なんだ。」

「さっきのは…。」

「あぁ。おそらくな。」

「なんのことです?マスターエキドナ。」

エキドナはクワイガンに言っていいのか、目で聞くとうなづいてくれたので自分の思っていることを話した。

「……シスの暗黒卿じゃないかってこと。」

「そんな!シスは1000年も前に滅んだはずでは?」

「暗黒面は見えづらいから何とも言えない。でもあの真っ黒なフォースに歴史の授業で出てきた赤いセイバー。」

エキドナ達の中を風のように流れ巡るフォースの暗黒面は、光一つない真っ暗な部屋に通されたように何も見えない。手探りで進めば落とし穴に落ちてしまいそうな恐怖を感じるものだ。

「帰ったらジェダイ評議会を招集しよう。」

「それがいいと思う。」

何かが動き出したようで、もう気づかない間に動いてしまっているようで、エキドナは怖くてそれからコルサントに到着するまでアナキンと侍女の話に混ざった。
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