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陽の沈む夜に。

第16章 The Clone Wars.9



シーズン4 7話 アンバラの暗雲

拡張領域での戦い!
分離主義勢力が重要だが孤立した補給ルートを強固に抑えるなか、共和国軍は辺境のゴースト星雲に位置する戦略拠点、アンバラ星系への奇襲を敢行した。
分離主義勢力の封鎖線を突破し、共和国の精鋭たちは闇の惑星の奪還へと向かう…

「マスタークレルとマスターティンは南の部隊をサポート。アナキンは北から敵の援軍を。
今ここにはいないが、エキドナは、裏を取って敵陣に圧をかける。
もし援軍が必要な場合はエキドナが撤退し、援護に入る。何かあれば彼女に連絡をしてくれ。
この任務はできるだけ早く首都を制圧し、掌握することが重要だ。」

「問題はアンバラの民兵が分離主義勢力から武器の供給を受けている。
アークトルーパー、ファイブスは僕の補佐に。」

奇襲攻撃が決定され、エキドナが急行して向かっている間、デストロイヤーではこのような作戦会議が行われていた。

「コーディ、エキドナ達はあとどのくらいだ?」

「もう近くまで来ていると連絡がありました。」

「もう、エキドナに早く会いたいからとコーディに連絡を取らせるのやめてください。オビワン。」

「何でお前はいつもそう考えるんだ。もう準備は整っているんだ。だから聞いた。」

「はいはい、言い訳は結構。解散だ。エキドナの到着をまとう。」

いつも通りそんな小言を言い合うと、ファイブスはどこか落ち着きのない様子をしていた。

「どうかしたかファイブス。」

「キャプテン。将軍たちが言っているのは…、」

「アイヴァ―ン将軍のことか?」

「そうです!!会えますでしょうか?」

「これが終われば会えるだろう、なにか関わりがあるのか?」

「はい。訓練生の時代、俺たちをつきっきりで鍛えてくださったことがあったんです。」

ファイブスは仲間を失ったものの、どうにかアークトルーパーにまで上り詰めた自分を見てほしくて、目を輝かせた。

「もうすぐ将軍がおいでになる。アイヴァ―ン将軍に伝えておこう。」

2人の会話に混ざったコーディがそういうと、ファイブスとレックスは一緒に出撃準備を再開させた。

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