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陽の沈む夜に。

第1章 The Phantom Menace



それから10分もすると町が見える距離まで来ていて、クワイガンの指示で町のはずれに降りるとオビワンとエキドナで船の点検を始めた。

「これは…断線だから繋ぎ直せば大丈夫ね。こっちは予備の部品が乗ってるはず。オビワンそっちはどう?」

「ハイパードライブジェネレーターが壊れています。マスターエキドナ。新しいものが必要です。」

「あらま。」

「面倒なことになりそうだ。」

パナカと話し終えたクワイガンが、2人の会話に入る。クワイガンの言った通り面倒になりそうだと誰もが感じた。

「用心しろ。フォースの混乱を感じる。」

「私も感じます。マスター。」

断線を修理しながらエキドナもうなづく。なにか不安を煽るような、ソワソワするような、不規則なフォースが流れ込んでくるのだ。

「皆に通信禁止を徹底させろ。」

クワイガンはそう言い残して、ジャージャー、R2-D2、女王の侍女を連れて砂漠の砂ぼこりに消えていく。
そんな一行を見送ってエキドナとオビワンはまた船の修理に勤しんだ。

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