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陽の沈む夜に。

第11章 The Clone Wars.5



埋め込み式の監視カメラのような潜望鏡が作動し、
瞬時にエキドナはフォースジャンプで上の木までジャンプして避ける。アソーカはカメラに映らないよう、ペッピを支えながら対応していた。

「アソーカ。足跡がこの先から消えてる。潜望鏡が降りたらアナキンに報告して。」

「はぁいマスター。」

エキドナはこのまま、大きな木から木へ、慎重にジャンプで移動しながら他に手掛かりがないか探す。
しかし、おそらく捕まったであろうパドメとジャージャーの足跡以外には、そこら中に張り巡らされた潜望鏡の微かな痕の他何も見つからなかった。

「マスターエキドナ、マスターケノービからだよ。」

アソーカの呼び声にすぐに戻ると、オビワンが話をつづける。

「施設の南にバンカー爆弾を仕掛けてくれ。敵の気を引けるのと同時に逃げ道を塞げる。私らはハッチから入る。」

ホログラムから映し出されたアリの巣のような地下研究所。
もう何もかもが嫌な予感を醸し出していた。

「おっけー任せて!」

「分かったオビワン。」

「レックス達がすぐ応援に駆けつける。」

アナキンがそう言い残すと通信は切られ、エキドナ達は彼らを待つ。
エキドナはアソーカに爆弾を渡すと、彼女は器用にフォースで操り、派手な大爆発を起こした。

「よし。」

「ミーも一緒に行く!」

「駄目よ、ここで逃げるやつがいないか見張ってて。」

ペッピがそう言い始めたが、アソーカがすぐに言い包めた。

「もしかして、言い包める術まで私達から学んだ?」

「えぇマスターエキドナ。だって、いつもマスターを言い包めてるんだもん。」

アナキンが面倒なことを言い始めるとすぐにオビワンとエキドナは、子供を落ち着かせるように言い包める。意外と見てるんだなぁと思いながらエキドナはくすりと笑った。

「改めて、行こう。」

エキドナの合図で一斉にレックス小隊が武装してラボへ侵入する。
エキドナも続いて飛び降りると、緊急事態の警報で慌ただしくなっている廊下に出た。

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