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陽の沈む夜に。

第1章 The Phantom Menace



ナブー出身であるエキドナを筆頭に、一行は王都へと足を進める。
フォースを巧みに使って家の中に取り残された子供と助けたり、捕まってしまった男女を開放しながら王都へ進むと、女王が連行されている隊列を橋の上から見つけた。

「いくぞ。」

クワイガンの一言で橋から護送しているドロイドに奇襲をかけると、ジャージャーも後から降りてきた。

「通りから離れましょう、陛下。」

「武器を拾え。」

すぐに女王の横についてクワイガンが安全を確保すると、オビワンが護衛隊に武器を拾うように指示をして、エキドナは隊列の後ろからドロイドが来ないように警戒をした。

「我々は最高議長の特使です。」

「交渉は失敗したようですな、特使殿。」

皮肉で有名な首相にそう言われる。クワイガンはむっとしながらも話を進めた。

「大至急、共和国と連絡を取らなければなりません。」

「通信はすべて不通にされているのです。」

「メインハンガーにあります。」

女王の侍女の最期の一言を合図に、皆足をいそいそと勧めた。


一行は、メインハンガーに到着するがまたここが厳重な警備である。
ジェダイたちを除いた一行は、終わったといわんばかりにため息をついた。

「敵が多すぎる。」

「それは問題ではありません。陛下、状況を鑑みて、我々とコルサントまでご同行していただきたい。」

「感謝します特使殿。しかし、私は民衆のもとに残ります。」

「ここにいれば殺されます。」

「彼らもそこまではしないでしょう。」

「彼らはこの侵略を正当化するため、協定にサインを必要としています。女王を殺害することはできません。
この背後には何か他のものがあります、陛下。
連合をここまで動かす道理はありません。直感が、連中はあなたを殺害すると告げています。」

市民をとても大事にしているナブーの女王パドメ・アミダラは、頑固にここを離れようとしない。しかし、アミダラ女王に通称連合の所業を報告してもらわなければ話が進まないのである。

「どちらを選んでも私たちには大きな危険が伴います。」

「出発するなら急ぎましょう、陛下。」

エキドナの言葉を聞いてアミダラ女王は決心したようにこう言った。

「では、元老院に事実を訴えましょう。首相お気をつけて。」
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